2008年12月20日土曜日

■空海の三密加持と言霊

空海の三密加持を理解するための方法です。

三密とは「身密」「語密」「意密」とことです。身体、ことば、心には、深い秘密がかくれていて、普通の仏教ではとても説き尽せない。この三密を通じて、我々は大日如来(神)と一体になるのである。
仏(神)と衆生が感応するのを加持というのである。(梅原猛 「空海の思想について」)























言霊とは
すべてのものには波動が満ちている、宇宙にも、地球にも・・・。そして、ありがたいことに我々の身体に波動発生装置を搭載している。声帯だ。その装置を通して発せられる音を声といい、意味ある表現を言葉という。その言葉に意思が込められると「言霊」と呼ぶ。

言(コト)は言葉であるが、発せられるまでは眠った状態にある。発せられることによって目を覚まし、活動を開始する。
霊(タマ)は、我々自身に内在する生命力・霊威のことで、エネルギーのことだ。物理学でいう位置(存在)エネルギーと運動エネルギーをイメージするとよい。
コトは存在のエネルギーで、発せられるまでは活動を始めていない。発せられることでエネルギー変換が起こり、具体的な作用を開始する。この時に推進力となるのがタマである。つまり言霊は、自分が明確な意思を持って発することで、具体的なパワーを発揮するのである。(橘月尚龍 「魔法の言霊」)


つまり、三密加持の一点集中は「言霊」使いとなればいいのである。
そう「魔法の言霊」使いになればいいのである。

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