2008年12月11日木曜日

■鈴木正洋氏の「企画の心」

今朝のMSは今秋田で最も旬な経営者・鈴木正洋氏の講演「企画の心」でした。大変勉強になりましたので掲載します。



「企画の心」
 
1、(前提条件)無人島に暮らす
  ①町などない(役所も、上司も、客もいない)
  ②仕事は来ない(仕事を貰うはダメ)、仕事は自分で作る。
しかし何もないか
  ・車はある、携帯、インターネットあり(外部と交流)、パソコン(自分の部下)
  ①島の資源と自分の経営資源があればお金を生める。
  ②専門家でなく(東京でのみ可)、事業家の視点で(私は「文章、プログラム、アイデア」)

2、「魅力」があれば受け入れられる
  ・欠点がなくても魅力がなければ売れない。「魅力」とは
  ①常識外れのヘンなこと。
  ②当たり前のことは、メデアが伝えない。
(理屈を超えて「面白そう」と感じられることが最重要)
  ③秋田初より「秋田発」。(東北唯一、世界唯一)
 
3、当たる企画は「満場不一致」
  ①「常識から外れていること」が大事・・・・(満場不一致である)
  ②1/3の法則。(提案者、反対者、中間者がよい  ◎・・・○・・・●)
  ③他人に話して反応を見る。
(「バカは止めろ」と問題点を教えてくれる・・・問題点を解決すればよい)
  ④企画は「問題解決」。・・・(誰にどんな「効能」を与えるか。困りごと(ニーズ)を
   正しくつかんでいれば80%成功だ)
  ⑤合議制の問題点はリスクをどうするか・・・満場不一致・・・「赤字は私がかぶる!」が一番いいようだ。

4、自分の中から発想
  ①「ありそうでないもの」を作る。(専門家は「なさそうなもの」、普通の人は「あるもの」を語る)
  ②「見飽きた常識」を「非常識に活用する」(子供の視点など)
  ③「売れる○○をつくるな」「買いたくなる○○を作れ」

  ④「自分の愛するもの」×「秋田の文化」=超秋田名物
    (愛するもの=命をかける情熱・・・営業、成功は「行動したかどうか」にかかる)
(チラシは千枚で3人の反応が上々)

5、頭とインターネットの活用
  ①アイデアをネットで検索。(無料で瞬時にできる)・・・「ありそうで無いことか」を検証する。
  ②オンリーワンを目指して一工夫・・・後発なら別の要素を加えて差別化はかる。
  ③頭の使い方
      ・要するにどうする
      ・ヘバどうする
      ・○○みたいな(比喩)・・・比喩の力を異分野の原理を結合させる(ヒラメキ)
  ④本を千冊読む、RSSリーダーで情報収集(ブログにはリアルヒント満載)
   (本はインタビュー、対談集が大変参考になる)

6、言葉の力
  ①「言い得て妙」なネーミング。(言葉遊びは耳に残る)
  ②誰に向けて作るか、コンセプトを明確にする。
  ③信頼関係の集団でないと成功しない。
  ④自分のミッション(使命)を明らかにする。外れたことはしない。
   (私は「世界中に自慢できる新しい秋田名物を発明する」である)

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