2010年9月29日水曜日

■100年前の鉄なべ


町内のレクレーションで約30年ぶりに鉄なべを出して、磨いて、使用しました。我が家に伝わる約100年前のものです。

1、秋のレクに使用
ナベ料理風景、ナベはトン汁+イモノコ鍋です。
まずはお湯だけの下準備から(最初のお湯は捨てる)

2、鍋の炉の工夫
鍋は我が家のものです。私が生まれる前から使用していましたから100年もなるのでしょうか。昔は大勢の人がいましたし、山菜を煮たり、みそ造りの豆を煮たりしたものです。
直径が55センチ、深さが20センチ。空鍋でも重いのです。

コンロもコンクリート舛の中古品を買ってきて、横に2か所穴を開けて、鍋が当たるところを欠いていますので、これが大きな鍋を安定させています。
さらに下はブロックが4ケ、ブロックの上に網をのせています。したがって団扇でも煽ぎますが、下からも風が来て炭が燃える仕組みです。大量の炭を使用して鍋が大変よく煮えました。
うるさがたの鍋奉行Oが絶賛してくれました!!

























3、よくできました!




















4、鍋再生には苦労しました
使用後でラップで包みました。
約3週間にわたって鍋再生のための努力をしました。
・サンダーでさび落とし
・さび取り剤で何回も何回もさび落とし
・空焚き、ためし煮(トリがら4ケ+キャベツ)
・お湯炊き+空焚き 何回やったろう
























日本の鍋料理

鉄鍋の手入れと使い方
●鉄鍋を始めて使う時

買ってきたばかりの鉄鍋は独特の鉄臭さが残っているので、次のような下準備をして臭いを取ります。

[1] 水洗いし、薄く食用油をひく。
[2] 野菜くずを加えて炒める。

●焼杉蓋が付属している場合

焼杉蓋が付属している場合は、酢水をわかして煮沸することにより、臭いが気にならなくなります。

●鉄鍋を使う時の注意点

[1] 使ったら、スポンジタワシなどで汚れを落とし、弱火で乾燥させます。また、鉄鍋は洗う時に洗剤を使用しても構いませんが、 研磨剤や金属製のカナタワシで強くこすると、表面の特殊塗装が剥げ落ち、錆の原因になるので注意して下さい。

[2] 残った料理を長時間に渡り入れておくと、鉄分により、中の食材が黒く変色してしまう他、鍋が腐食し錆付きの原因となります。

[3] 鍋を焦がした場合は、水を7~8分目まで入れ、大さじ1~2の酢を落とします。この酢水を入れた状態で一晩放置しておくことにより、食品の焦げ付きが分離するので、あとは底を傷つけないように丁寧に焦げをはがして下さい。

●錆が出てしまった場合

錆が出た場合は、タワシなどを使って錆をこすり落とし、水を入れて湯を沸騰させることを2~3回繰り返します。あとは弱火にかけて完全に乾燥させ、食用油を薄くすり込んでおきます。また、錆を落とす場合でも研磨剤や金属製のカナタワシで強くこする事は避けて下さい。

●シーズンが終わり、長期間収納する場合

長期に渡り収納しておく場合は、家庭用洗剤などで汚れを落とし、内、外、ともに布で拭き、火にかけて乾燥させます。鍋が暖かいうちに食用油を鍋の内部に薄く伸ばします。そのまま放置して冷まし、余計な油を拭き取ります。和布巾などの綿布を内側にはりつけるようにし、古新聞などをまるめて入れます。風呂敷などで全体を包み、湿気のない暗い場所に収納します。
*このお手入れの説明は、私の友人が持っているゆき南部鉄鍋に付属していた説明書を元に紹介しいています

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