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2014年2月26日水曜日

❏ペレットストーブのお守りさんたち!

寒い冬でしたからペレットストーブの暖かさがありがたかった!

1,我が家のペレットストーブ

さいかい産業さんのSS-2というものです

お客さんが暖かいこことと炎が見えることで関心を持ちます!

2,ストーブのお守りさんたち

ストーブの上にはハトの土人形とホオズキの殻が置かれています
上面が熱くない証拠です!

3,ハトの土人形

どこの産地でしたか
土人形を集めて展示している方の
看板を彫ったときにいただきました

4,ホオズキ

殻ですがおもしろい・・・と庭から拾っておきました
一冬・・・お守りとなりました




2013年7月19日金曜日

■秋田ペレット㈱工場見学会

秋田木質ペレット普及促進協議会のメンバーの新しい工場完成!

1,秋田ペレット㈱は秋田市七曲り工業団地



2,工場内部

最新鋭の清潔な工場内部でした。
規模は2,000t製造

製品
手前がわが家が使う10kgの袋で
おおきなフレコンが650kg入りです

3,隣の大規模製材工場からチップ

平成24年3月下旬、秋田の地に東北では最大級の製材工場が誕生しました。
 日本一の蓄積をほこる秋田スギを100%挽き材として、年間148,000㎥を消費し、一般製材品はもとより国産材志向の高まりつつあるラミナ材の供給拠点工場として、4月以降操業を開始します。
 全国では100,000㎥を超える大型製材工場が多数建設される中、秋田スギの製材品は、全国市場で遅れをとっておりましたが、この大型製材工場の完成により、全国の大型製材工場と肩を並べ、互角に市場参入することができました。
 大型高性能設備機械を導入し、大型工場のスケールメリットを最大限に発揮し、高品質、低価格、量産型、安定供給をめざし、全国の市場に秋田スギ製品の銘を広めていく覚悟であるとともに、秋田スギ需要開発の使命も担っております。


これがアスクウッドから来る、ペレットの原材料です。
条件がよすぎますね・・・・!!

4,今後は原木も受け入れへ

工場の外には原木受け入れヤードが整備されています。
今後、地域通貨を使った原木受け入れを計画中だそうです。


2013年3月15日金曜日

■「ペレットストーブの日常」動画アップ

わが家のペレットストーブ
一冬快適に暖めて貰いました

使用の感想や
日常の手入れ
ペレットの購入などを
まとめてみました。




2013年1月17日木曜日

◆ペレットボイラー導入事例動画アップ

秋田県信用組合
けんしん

泉支店

木質ペレットボイラー導入事例の

動画作成しました。


アベノミククスのおかげで
円安となりました

生活は苦しくなりますがペレットにとっては追い風です!


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2012年11月2日金曜日

◆11月のオカリナ演奏会

11月は、今年最後のオカリナ演奏会です!

1,こんなに綺麗な黄葉なのに
最高の黄葉になりましたが、時でもない低気圧が台風並みの勢力で
近づいてきています。雨が来そうですから
室内で行います。
今年は5,6,6,8,9,10,11月と毎月1日に開催することができました。

2,初の室内での演奏会!
リニューアルした我が家は広々としています。
壁を取り払って二部屋を一つにオープンにしました。
今日は魔女と魔男(?)・・・パートナーの竹内さんが衣装を揃えました。
ハロウインのシーズンだから100ショップで売っているのだそうです!!

3,お客様はゆったりと
結構広いでしょう・・・お客様はゆったり座っています。

3,ペレットストーブを点火
煙突が(普通は要らないものですが、外の施設との関係で高さ1mのもの)
設置されて、初めて本格的に着火させました。
炎が見える、穏やかな暖かさと好評・・・興味を持ってもらいました。

4,合唱
ギタリスト船橋瑞郎さんも入ってコンサート、そしてギターのソロも!
最後はみんなで合唱
旅愁、母さんの歌、赤とんぼ
室内もいいものです、冬のパーテーでも開けそうです!

今年はたくさんの皆様においでいただき、ありがとうございました。
癒しの場所、癒しの音楽、ロハスな生活を見ていただきました。
派手な宣伝はしません。波動が合う人がクチコミで
だんだん増えてきています。
それが望む方向です。


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2011年2月19日土曜日

■ペレットストーブ紹介の動画アップ

1、秋田木質ペレット普及促進協議会では、秋田市の一階ロビーの展示をもとに
「ペレットストーブご紹介」の動画をつくりました。
企画製作はわが「こざくらの丘動画文庫」です。




2、ペレットストーブ

2010年11月19日金曜日

■秋田市役所にペレットストーブ展示



秋田市役所にペレットストーブが展示されています。

1、1Fロビーで展示

市役所一階ロビーです。入ってすぐ左側、とても目につきやすい場所です。
秋田市の事業に、わが秋田木質ペレット普及促進協議会(ただ今は顧問です)が協力して展示が行われています。






















2、炎がよく見え癒されます

当日は小春日和でしたが、これから寒くなると、この炎が癒してくれます。
いろいろ相談する人がおりました。
相談員(ムトウさん)が3月まで常勤でおります。とてもよく勉強されていて、歯切れ良くご相談に応じておりました。




















3、多くの市民が関心あります

地球環境と化石燃料の関係、したがってペレットストーブに興味というお方は多いんです。
ご相談されているお方もそうでした。
問題はペレットと灯油の値段の問題=経済比較なのです。
円高のおかげで今年は灯油が安くなっていますから。


(私が原稿をつくり、製作したパネルもよくできていました)




4、ペレットの価格を下げる方法

価格を下げるためには、大量生産が必要です。
そのためには
①家庭でのペレットストーブの普及
②事業所でのペレットボイラーの普及
特にボイラーは年間を通して、大量に必要としますから、これがキーポイントです。

更には、森から、間伐と運搬、ペレット製造、ストーブ・ボイラーの大きな循環をつくる流れが必要です。




まずは、秋田市役所さんに感謝です。


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2008年12月13日土曜日

■ペレットストーブ売れています


秋田木質ペレット普及促進協議会の事務局長をやらしていただいています。
今年発足したものですが、大展示会や各種イベントに参加したりして活動した結果。結構売れています。

詳しくは「秋田木質ペレット協議会」ブログをどうぞ。















2008年11月1日土曜日

■種苗交換会に行ってきました

種苗交換会に久しぶりに行ってきました。にかほ市で開催されています。青天のせいもあるでしょうが、高速道路も大渋滞、会場も第二会場なのに大賑わい、びっくりしてきました。さすが秋田県最大のコンベンションです。まだまだ秋田県も大丈夫なのかな!!

















ペレットストーブ協議会の会員川村鉄工さんが展示しています


2008年10月18日土曜日

■ペレットストーブの大展示会開催

秋田木質ペレット普及促進協議会 主催のペレットストーブの大展示会が秋田市で開催されます。秋田県内で取扱いの代表製品、5メーカーのペレットストーブが勢ぞろい。2008・10・20日から31日まで秋田市中通5丁目、林野庁・東北森林管理局1Fで(地図がでます)開催されます。秋田県秋田スギ振興課で「ペレットストーブモニター」を 10戸募集していますしかし、なかなか現物のペレットストーブを見る機会がありません。一挙に5メーカーのペレットストーブを2週間展示いたしますので、モニターご希望のお方も、興味のあるお方も参考にしてください。



 展示ペレットストーブの詳細はこちら

2008年9月15日月曜日

秋田木質ペレット普及促進協議会

63年の現役生活でお世話になった社会に恩返ししたく、石油高騰や環境問題で最もホットな木質ペレットの普及促進のため、関係者が大同団結した協議会の事務局長となりました。







2008年8月15日金曜日

■植物賛歌:リグニンとは

植物賛歌植物は大気中の二酸化炭素と根から水を吸収して、太陽光をエネルギーとして光合成を行ない「糖」を作り酸素を出します。「糖」をたくさんつなげて澱粉、セルロース(繊維素)、 リグニン(木質素)などを合成します。澱粉を分解した糖をエネルギー元にして セルロース、リグニン、ヘミセルロースなどで 自らの体(根・幹・枝・葉)を作り成長します。杉の木1本は1年間で平均14kgの二酸化炭素をその体に取り込んでいます。人間が排出してしまった二酸化炭素は植物が回収してくれているのです。現代のCO2問題は、その排出をおさえる努力と植物を増やして回収する努力が必要不可欠です。樹木の落葉は土を豊かにして保水できる土壌を作り森を育みます。森は土壌流出を防ぐ天然のダムともなります。豊かな森は水をろ過して豊富なミネラルを溶け込ませ、水は川を潤し海にそそぎ、その豊富なミネラルで海の生態系をも豊かにします。植物は 「二酸化炭素」と「水」と「光」 から 地球の環境と生態系を作り上げた立役者です!

2008年8月14日木曜日

■広葉樹と針葉樹のリグニン

クワガタ虫の飼育からからみたリグニン。広葉樹では腐ればリグニンが分解されるが、針葉樹はリグニンが強固なため、一時腐食ではまだ強固である。従って育たない。


参考にさせていただきました
基本的にクワガタ類は針葉樹では苦しいです。って言うか・・・恐らくダメでしょう。と言うのは、少し難しいお話になりますが、クワガタの幼虫は、木材の成分であるセルロースを主食として育ちます。針葉樹のリグニンは強固な為、木材の細胞壁を分解する能力の無いクワガタの幼虫はセルロースを食すことができません。(簡単に言うと広葉樹は不朽すればリグニンが分解されますが、針葉樹は 1次段階の不朽では、まだリグニンが強固です。 もっとも、セルロースをうまく残しつつ、リグニンだけを分解して不朽して やる事が出来れば、理論上クワガタの幼虫も育てられる事になりますが。)カブトムシの幼虫は、腐葉土からいろんな成分が吸収できる構造になっている為、クワガタの幼虫と違い、分解能力に優れています。※カブトムシは土で育つ。クワガタは木で育つ。・・・乱暴ですが、こう言うと わかり易いですかね。

■木質ペレット製造とリグニン

木質ペレットは、木粉に圧力をかけるとリグニンが融けて接着剤となって固まります。 固まる時に自分から熱を出すので、木質ペレットの表面は必ずこげて茶色になります。

次を参考にさせていただきました
木質ペレットはどうやって作るのでしょうか。ペレットは、ペレタイザーという専用の装置で作ります。日本では現在全国に30台近くのペレタイザーが動いていますが、ほとんどは米国(カリフォルニアペレットミル社)、ドイツ(ザルマティック社)、デンマーク(スプラウト社)から輸入した装置です。この中で国産装置として、高知県の須崎燃料|土佐テックが製造している小型のペレタイザーが数台動いています。それ以外の国産品としては石川県の会社が超小型(~20㎏/h)のものを作っているほか、インターネットで調べると三重県の菊川鉄工所が製造・販売しているようですが、実際に使われているかどうかは不明です。
 ペレタイザーは、木の粉(といってもおが屑ていどのもの)に鋼鉄製の枠の中で圧力をかけて固める装置です。 木は、主としてセルロースとヘミセルロースとリグニンという成分から成り立っていますが、木粉に圧力をかけるとリグニンが溶けて接着剤となって固まります。固まる時に自分から熱を出すので、木質ペレットの表面は必ず焦げて茶色になります。この時、木粉の形状(細かさ)や含水量が重要です。あまりに荒ければ固まらないのは当然としても、細かすぎても固まりにくいのです。また、水の含有率が20%を越えれば固まりませんが、乾燥しすぎていて5%以下でも固まりにくいのです。 10%前後に乾燥されたおが屑やプレナー屑が最もペレット化し易いようです。チップを粉砕・乾燥してペレット化した場合、体積は1/5~1/6になると言われています。
 ペレタイザーにはリングダイ方式とフラットダイ方式があります。 リングダイ方式は、2つのドラムの間に木粉を通して固める方法で、一度に大量のペレットを製造するのに適しています。 輸入されているペレタイザーはほとんどこの方式のものです。 フラットダイ方式は、直径数㎜の孔のあいたフラットな鋼鉄製の円盤(写真)を回転させながら、その孔に充填された木粉に圧力をかけて作る方法です。高知で作っているのはこの方式です。 回転時の円盤の内側と外側に速度差ができるので、円盤の大きさに制限があり、大量生産には向きませんが、機構的にシンプルで、安価です。

■杉の乾燥とリグニン

スギの木は乾燥しにくい木です。生材の杉の木のリグニンは80度で軟化します。リグニン、ヘミセルロースが融けることで成長応力が解放され、歪みにくい木になります。また同時に細胞膜が破壊され、乾きやすい木になります。

参考にさせていただきました
そこで私たちは木考塾のメンバーを募り、京都大学の野村隆哉先生に燻煙熱処理についての理論を学びに行きました。野村先生は私たちのために一日かけて教えてくださいました。
生材の杉の木のリグニンは80度で軟化します。リグニン、ヘミセルロースが溶けることで成長応力は解放され、歪みにくい木になります。また同時に細胞膜が破壊され、乾きやすい木になります。
ただし、強度を決めているセルロースはその程度の熱ではまったく劣化せず、強度の低下についての心配はありません。
燻煙の主な成分は炭素です。木材に熱を加えるのに炭素が大きな役割を果たします。炭素の温度が上がると遠赤外線を放射します。輻射熱は深部にまで到達しやすいので、表面近くが焦げたりしません。装置は中古の海上コンテナーを使うと安くつきます。制御や計測にかかる設備の費用も一般に市場に出回っている工業部品を使って手作りにすれば大した金額はかかりません。燃料は木の屑を用いますので、ランニングコストも非常に安くすみます

■木質バイオ・固形か液体か

木質バイオマスのエネルギー利用技術体系は、われわれの範囲でのは、3分類を考えればよいかと思います。①直接燃焼 ②チップ化してエタノール ③固形燃料(ペレット)です。


■木質バイオマス
(・林地残材 ・建設廃材 ・製材廃材 ・用地伐採木)

①直接燃焼・・・熱利用(ストーブ、ボイラー)・・・実用化

②チップ化・・・ガス化・・・エタノール(運輸燃料)・・・実証実験段階
       (秋田県でも経済産業省の地域コンソーシアム事業として研究段階)

③固形燃料化(ペレット等)・・・直接燃焼・・・熱利用(ペレットストーブ、ボイラー)・・・実用化


木質バイオフーラム2007・1・26盛岡市:森林総合研究所 バイオマス科学 大原誠資氏より
バイオエタノールに関して述べたい。木材はセルロースとヘミセルロースとリグニンからできている。 エタノールを製造するにはセルロースとヘミセルロースを糖化・発酵させる。しかし31%(スギの場合)を占めるリグニンからは製造できないことが問題点であるが、逆に、このリグニンの付加価値を高める手段も考えられる。
①セルロース・・・52% ・・・エタノール
②ヘミセルロース・・・17% ・・・エタノール
③リグニン・・・31%・・・リグニンからは製造できない

今の日本では、発生量でみれば林地残材の未利用率が高く、少しでもこれを上げることが森林総研の計画にも掲げられている。エタノール製造コスト低減には、低コストなバイオマス収集・運搬システムの開発や路網の整備といった施策研究が大きな課題になっている。
技術的にはリグニンを除くための最適な前処理には 
①蒸煮爆砕前処理酵素分解法、
②オゾン前処理酵素分解法、
③超臨界・亜臨界水による加水分解法 がある。

木質の場合、エネルギー利用は最後と考えたほうがよい。エタノール化できないリグニンのマテリアル利用もある。リグニンはバイオプラスチックやエタノール化の燃料にもなるので、さらに効率化を図る研究も進められている。

■木質ペレットの種類

木質ペレットの種類には、①ホワイトペレット ②バークペレット ③全木ペレットがある。


■ホワイトペレット
木の皮を剥ぎ、木の皮が含まないようにして作ったペレット。燃焼後の木灰の量は、燃焼重量の0.2~0.3%程度。
木の種類によって広葉樹のペレットと針葉樹のペレットがある。不思議なことに針葉樹(秋田スギ)の方がカロリーが高いことがわかった。

■バークペレット
木の皮を原料にして作ったペッレット。燃焼後の木灰の量は、燃焼重量の5%程度とホワイトペレットに比べて多く、外国産のペレットストーブでは使用できないものもある。

■全木ペレット
木の皮と木質部を混合したもの(幹や枝のままなど)を原料にしたペレット。

■木質ペレットの長所と短所

木質ペレットは、おが屑やカンナ屑などの製材廃材や林地残材等を粉砕、圧縮し、成型した固形燃料のことです。長さ10~20mm、直径6mm。木材の成分であるリグニンを熱で溶融し固着させることで成形するため、接合剤の添加は一切必要ありません。

島根県の資料参考
■木質ペレットの長所
・形状や含水率などの品質が安定している
・乾燥しているため、貯蔵が容易である
・環境基準に適合した燃焼が可能である
・自動燃焼に適している
・地域の再生可能な資源から製造されるため、環境にやさしい燃料である
・幅広い規模でのエネルギーシステムにおいて経済的な代替選択肢となりうる
・ペレットの製造や運搬等の新しい雇用を生み出す可能性がある
 (筆者注:秋田県では間伐材利用による新しい産業形成の可能性が大きい)

■木質ペレットの短所
・家庭では、燃料の運搬や投入等の面で灯油よりも労力を必要とする
・貯蔵時に石油の3倍の容積を必要とする
・水に弱いため、屋外や湿気の多い場所での保管にはむいていない

■木質バイオマスとCO2問題

木質ペレット(バイオ)も燃焼させればCO2が排出されます。しかし、植物は、生物の成長過程で光合成によって大気中からCO2吸収しているため、そのライフサイクルの中では大気中のCO2を増加させることはない、という「カーボンニュートラル」といわれる特性を有しています。このため、化石資源由来のエネルギーや製品を、この木質バイオマス(ペレット)で代替することによって、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスのひとつであるCO2の削減に大きく貢献することができます。



島根県の資料から
木質バイオマスを含むすべての生物資源は、地球に降り注ぐ太陽エネルギーを得て、無機物である水とCO2から、生物が光合成によって生成した有機物です。
石油や石炭等の化石由来資源も太古の昔に生物が生成したものですが、何億年もかけて備蓄されてきたものであって、人類のライフサイクルの中では再生不可能な資源であり、いずれは枯渇が予想される有限の資源です。しかし、バイオマスは、生命と太陽エネルギーがある限り持続的に再生可能な資源です。
(上記 「カーボンニュートラル」)


そして、木質バイオマスをエネルギーとして利用しようとするとき、コストの観点からも大切なことは、木を余すことなく段階的に利用しようとする「カスケード利用」という考え方です。

筆者注:カスケード利用は
①段階的・・・木材(建物)利用・・木製品・・炭などの段階利用
②全体利用・・・根・・・本体・・・枝葉などの全体利用

■バイオマス・ニッポンとは

家畜排せつ物や生ゴミ、木くずなどの動植物から生まれた再生可能な有機性資源のことをバイオマスといいます。
地球温暖化防止、循環型社会形成、戦略的産業育成、農山漁村活性化等の観点から、農林水産省をはじめとした関係府省が協力して、バイオマスの利活用推進に関する具体的取組や行動計画を「バイオマス・ニッポン総合戦略」として平成14年12月に閣議決定しました。平成18年3月には、これまでのバイオマスの利活用状況や平成17年2月の京都議定書発効等の戦略策定後の情勢の変化を踏まえて見直しを行い、国産バイオ燃料の本格的導入、林地残材などの未利用バイオマスの活用等によるバイオマスタウン構築の加速化等を図るための施策を推進しています。