「茹でガエル」の例えがあります・・知ってる人なら何ともありませんが!
1,一般的な「茹でガエル」
タイトルは、「ゆでガエルの教訓」です。
カエルを熱湯に入れると、びっくりしてすぐに飛び出す。
ところが、水につけてゆっくり暖めると、気がつかないままゆだって、ついには‥」
カエルを熱湯に入れると、びっくりしてすぐに飛び出す。
ところが、水につけてゆっくり暖めると、気がつかないままゆだって、ついには‥」
2,夕張市長の「茹でガエル」説
若い人が投票にいかない。政治に興味がない、という話があります。もし、若い人が「政治」に興味がないとしたら、それは「おしりに火が付いていない」んです。実は私もそうだったのですが、夕張にきて考えかたが変わったんです。
鈴木直道市長
3,ゆでガエルになっているのに気がつかない
日本人
膨大な赤字を抱えているという点では夕張も日本全体も大して違わないはず。なのになぜか私たちは「日本」になるとおしりに火がつかない。
問題がないのではなく、気がついていないだけなんです。お湯の温度が少しずつ上がっていくのに気がつかず、実はすごく熱くなってゆでガエルになっていて、気がついたらのぼせきっていた、ということでしかありません。
私も同じだった。たまたま違う環境に行ったから気がついただけです。
4,あなたも・・・・
では、カエルに逃げるチャンスがあったでしょうか。能力的にはもちろんあります。飛び出すカエルを制限するモノもありません。つまり、いつでもカエルは逃げるチャンスがあったということです。ただ、逃げるという決定を下さなかったということです。
ここに重要なヒントがあります。私たちの感覚には、早すぎる変化や遅すぎる変化に対応できないということです。生きていく上で必要な一定の範囲の中での変化しか感じることができない、「感受性の限界」があるということです。生物学的な進化の背景があるのでしょう。多少の差があったとしても、気が付けないコトもあるということです。
つまり、兆候を見つけ出す能力が必要だというコトです。「あれっ」とか「おやっ」とか感じるかどうかです。日常多くの業務をこなす中で、いかに気が付くことができるか、できるだけコトが大きくならない間に見つけることができるか、なのです。
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