気になっていた「錦木塚物語」・・歌枕、毛布の細布、悲恋物語!!
1,錦木塚
錦木塚は鹿角市十和田 東北縦貫道十和田南ICそばにあります
魔女さまの実家の隣です、家から30mのところにあるから
特別な思いがあります!!
2,主人公の政子姫は織姫!
政子姫は細布を織ることがとても上手でした!
「毛布(ケフ)の細布」とは鳥の羽(たぶん白鳥です)を混ぜた細い布のこと
誰にもできる技ではなかったのです
毛布の細布が貴重な献上品でした
3、草木の若者
草木の若者(八郎太郎と同じなんです!!)が
毎日毎日・・・政子姫の家の前に「錦木」を立てていくのです
錦木は「仲人木」といって求婚のために立てるのです
取り入れられればOKなのです
4,悲恋の錦木塚
いろいろありまして、二人は結ばれませんでした
物語はこんな流れですが・・・これだけではなんということはありませんが
深い深い裏が一杯あるのです。
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①なぜ鄙の鹿角に!
始まりは歌枕の時代905年の「古今和歌集」の頃から
しかし、地元の鹿角では知る由もなし
(都人の歌遊び・・)
鹿角の地元で知るようになったのは
1745年の「錦木山観音寺縁起」から
②世阿弥の「錦木」がベース
なぜ世阿弥ほどの人が、東北の奥地の物語を謡曲にしたのでしょうか(1400年)
世阿弥の「錦木」がベースとなって伝わっている
つまり創作である
③二つの「歌枕」がある
「錦木」
「毛布の細布」
意味不明であるから歌枕探訪者が来なかった、又は来ても、みな語ることを避けている(能因、西行、芭蕉、真澄、荒俣宏さえ)
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