2014年1月23日木曜日

❏「錦木塚物語」動画紙芝居作成中

気になっていた「錦木塚物語」・・歌枕、毛布の細布、悲恋物語!!


1,錦木塚

錦木塚は鹿角市十和田 東北縦貫道十和田南ICそばにあります
魔女さまの実家の隣です、家から30mのところにあるから
特別な思いがあります!!

2,主人公の政子姫は織姫!

政子姫は細布を織ることがとても上手でした!
「毛布(ケフ)の細布」とは鳥の羽(たぶん白鳥です)を混ぜた細い布のこと
誰にもできる技ではなかったのです
毛布の細布が貴重な献上品でした

3、草木の若者

草木の若者(八郎太郎と同じなんです!!)が
毎日毎日・・・政子姫の家の前に「錦木」を立てていくのです
錦木は「仲人木」といって求婚のために立てるのです
取り入れられればOKなのです

4,悲恋の錦木塚

いろいろありまして、二人は結ばれませんでした

物語はこんな流れですが・・・これだけではなんということはありませんが
深い深い裏が一杯あるのです。

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①なぜ鄙の鹿角に!

始まりは歌枕の時代905年の古今和歌集」の頃から
žしかし、地元の鹿角では知る由もなし
   (都人の歌遊び・・)
ž
ž鹿角の地元で知るようになったのは

   1745年の「錦木山観音寺縁起」から


②世阿弥の「錦木」がベース

žなぜ世阿弥ほどの人が、東北の奥地の物語を謡曲にしたのでしょうか(1400年)
ž
ž世阿弥の「錦木」がベースとなって伝わっている
ž
žつまり創作である


二つの「歌枕」がある

ž「錦木」
ž
ž「毛布の細布」
ž
ž意味不明であるから歌枕探訪者が来なかった、又は来ても、みな語ることを避けている(能因、西行、芭蕉、真澄、荒俣宏さえ)

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