50年思い続けている白隠、「白隠展」見て来ました
1,渋谷「bunnkamura」の「白隠展」
白隠慧鶴(はくいんえかく1685~1768)をご存じでしょうか。臨済宗中興の祖とたたえられ、一万点にも及ぶ魅力的な禅画を残した江戸時代の禅僧で す。民衆の教化に用いられたそれらの作品は、これまで一部の研究者、コレクターたちによって高く評価されてきましたが、一般的な知名度がさほど高かったとは言えません。
この「半身達磨図」、通称「赤ダルマ」がありました。印象的でしょう!!
この「半身達磨図」、通称「赤ダルマ」がありました。印象的でしょう!!
田舎者は渋谷を歩くのはむずかしいマップを持っても、3回も聞いてたどりつきました!
2,私の彫った白隠「鉄棒」
「此の王路(このわろ)を恐るる人ハ極楽江(おそれるひとはごくらくえ)」
地獄の鬼の鉄棒が怖い人、悪いことをした人は極楽へ行けないが、悪いことをしなければ極楽へ行けるよ。
作品
寸法:1,200*350*30
材質:青森ヒバ
技法:かまぼこ彫り
塗装:刻字 水性塗料
塗装:表面 オイルフイニッシュ
制作:平成13年3月
贈先:自家所有
作者寸評:鉄棒を彫ると同時に、座禅の呼吸法をこの鉄棒のように、渦巻きスタイルをイメージして天と地に繋にしています。
3,「金毘羅山大権現」
解説:金毘羅は、もとは薬師十二神将の一人である金毘羅神将、武装し憤怒相をする護法神である。日本では大物主神がその垂迹とされ、さらにf権現として信仰され、海上交通の守り神として信仰されてきた。江戸時代後期には四国の金毘羅宮に詣でる金毘羅参りが盛んになった。
白隠は多くの場合、「秋葉山大権現」と「金毘羅山大権現」を対幅で書いている。白隠はこの二つの神号は火伏せなどという個別の利益を超えた、いっさいの災難を除き、いっさいの福をもたらすという、「スーパーお守り」意味を持っていたのであり、修行のための究極の護法の守護神だったのである。
寸法: 1,200*350*30
材質:青森ヒバ技法:かまぼこ彫り
塗装:文字(漆) 表面(オイル仕上げ)
4,「慈 かわい子や・・・」
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