2012年9月23日日曜日

◆有るものを活かせない!

無いものは最初から無理だが、有るものも方向が違えば活きない!



1,木質バイオエタノール製造実証プラント撤退

2008年度から、林野庁から森林資源活用型ニュウビジネス創造対策事業の委託を受け、森林総合研究所が主体となって、秋田県立大学、東大、早大、秋田県、北秋田市などが協力したプロジェクト。事業費13億円。
これが9月に終了するとのことです。









































2,リグニン、リグニン!!

構想では、バイオエタノールの量産化、製造過程で発生するリグニンの製造・販売を盛り込んでいた・・・絵に書いた餅であった。(新聞)
当然ですね。当時私は稲ワラからのバイオエタノール製造について、県に提案していましたが、木質の方を進めているからと受け入れてもらえませんでした。
私に稲わらバイオを教えてくれた人は、木質はリグニンがあるから無理だよと言っていましたし、私もそのことを伝えたのですが残念でした。
従って、当然ながら失敗ですね・・・時期尚早というか、実験してダメだったことが分かったから良かったとも言えますね。
















3,有るものを活かそう、でも方向が

有るものを活かそう、それが秋田の地域再生の近道で、王道である。ここまではいいですね、でもどう活かすか。
将来的な研究か、今、生きるための地域再生か、見極めなければなりません。

木質ペレットで地産地消、持続可能な循環システムで地域再生・・・すぐに出来るのですが
わかりやすい動画紙芝居です

http://youtu.be/uYCNm2ml9qM


4,有るもの・・米も

3年前のブログに石川好先生の記事を書いていました。残念ですね、秋田県は石川先生の提案を何もとらないまま去らせてしまいました。


■、コメの国秋田はコメを生かせ

①コメ作りは、日本の食料の基盤であると同時に文化である。
②文化が壊れることは、国民精神が喪失することと同意義。
③故に日本国はコメ作りを後々まで大切に守らなければならない。
④コメ本位制を国策として導入すべきである。
⑤コメどころ秋田県こそ、コメ本位制のモデル県として取り組むべきである。


■、コメをどう生かすか

各種現金支給をコメ支給とする
 ①生活保護家庭
 ②子ども手当
 ③高校生の授業料 等

生まれてくる子ども、そして育ちつつある子どもに対する支援の一部を現金でなくコメで支給する。
そのことによりコメ野消費を拡大する。
何よりも家庭でご飯中心の食事となれば、本来の一家団欒の食卓が取り戻せ、食育としても効果がある。

・・・・・・江戸時代は、日本は石高制をとっていた。コメは現金であり、税の役割を果たしていた・・・
 






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