ヨーロッパの話ですが、遂に貯金封鎖!
1,キプロスの貯金封鎖
NHKラジオビジネス展望から{藤原直哉}さん
・キプロス破綻の問題だ。キプロスはロシア人の経営者や富裕層の
・ところが06年のサブプライム危機以降に銀行経営が行き詰り、
・しかし資金援助の見返りとしてキプロスの銀行預金は少額の引き
・実質的に銀行破たんに伴う処理をある日突然預金を封鎖して、税
2,更に広がる
・さらに今後はスロベニア、スペイン、イタリアなどでも同様の措 置が取られるのではないかという不安と、欧州中央銀行、さらにそ の中で最も影響力が強く、キプロスに対する強硬姿勢を最後まで貫 いたドイツに対する不信感が広がっている。
・ドイツはかつて第1次大戦で崩壊して戦勝国から返しきれない借 金を負わされ、その各国の圧迫を跳ね返すべくヒトラーが国民の圧 倒的支持を受けて登場し、やがてヒトラードイツが欧州各国を電撃 的に攻撃して版図を広げていく。今回のキプロスの事件の最初と最 後をつなげれば、ドイツがキプロスを借金を理由に一瞬でつぶした ということになる。
・ドイツはかつて第1次大戦で崩壊して戦勝国から返しきれない借
3,日本でもあった!
あなたは、かつて日本が「国民の財産のほとんどを奪ったことがある。」と聞いたらどう思うでしょうか?
「まさか?さすがに国家がそんなことする訳ないだろ?」
こう思うのが自然な反応かと思います。しかし、現実として日本と言う国はこのような政策を過去に打った実績があります。戦後まもなくの動乱の時期であったので、暴動になるようなことはありませんでしたが社会は一時混乱に陥ったとのことです。以下、日本がおこなった預金封鎖の歴史について説明したいと思います。
第二次世界大戦に敗北し、軍事費等の膨大な支出によって財政が極端に悪化していた日本はこの戦後復興に向けてこの財政状態を解消する必要がありました。
当時も現代と同じく、国家が債権を販売していたのは日本国民でした。(現在の国債発行が軍事費に置き換わっているとイメージしてください)
債権を買っていた国民は当然、国にその変換を要求します。しかし、敗戦によって甚大な被害を負った日本にそれらの債権に対して支払い能力も無く、当時の日本政府は困惑していました。
そして、国民の預貯金を使って、それらの財政赤字を補填するという強硬手段に出ました。
具体的に何をしたかというと、国民が銀行に預けてあるお金を引き出せなくし、(正確には1日あたりに引き出せる金額を少なくし)、世の中に流通してあるお金を制限した上で、日本円を旧勘定と新勘定という2つのものに分け、一定の期間をもって旧勘定が使えなくなるという政策を実施したのです。
銀行から1日に下ろすことができるお金を制限された国民は当然、銀行に自分の預金を引き出しに掛かります。しかし、1日あたりの引き出し限度金額がものすごく低く設定されているので、全額を引き出すには到底間に合いません。
そうこうしているうちに、旧勘定と新勘定の移行期間が終了し、結果として引き出せなかった旧勘定の資産を全て失うことになるという結果となります。
4,一休さんの伝言「心配するな・・・・」
長年続く経済の停滞や、震災・放射能で満身創痍の現在の日本をまるで見通したかのよう
です。追い打ちのようにキプロス発の貯金封鎖まで出てきました。
心配で心配で・・・大変な時代ですが。一休さんのお話!
一休さんは他界するる直前、「この先、どうしても手に負えぬ深刻な事態が起きたら、この手紙を開けなさい」と、弟子たちに1通の手紙を残した。果たして数年後、弟子たちに今こそ師の知恵が必要という重大な局面が訪れた。固唾を呑んで開封した彼らの目に映ったのは次の言葉だった—----
「大丈夫。心配するな、何とかなる」
NHKのニュースも大新聞の記事も見ない方法が一つ(みんなウソですから)
あと一つは、徹底的にネット情報を得て、本当の事を知ること
その上で、「心配するななんとかなる!」でいきたいものです・・・
できるかしら!!!
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